兵庫の屋根 氷ノ山のふもと 重要文化財の農村舞台で歌舞伎を伝承

ご挨拶

葛畑農村歌舞伎伝承友の会

兵庫・但馬の屋根、氷ノ山の深い谷あいに葛畑(かずらはた)座の舞台、芝居堂があります。
入母屋萱葺きの大屋根に、異色の仕掛けを備え、周辺の美しい棚田の景観とあいまって全国有数の農村歌舞伎舞台として、昭和43年に国の重要有形民俗文化財に指定されています。
この舞台で四百年近く前から、農村歌舞伎が演じられてきました。
大坂の芝居小屋で修行した藤田甚左衛門がふるさと葛畑に帰り、地元の農業を営む人たちと結成したのが「葛畑座」です。
明治三年のことでした。
昭和の初めごろまで盛んだった葛畑の農村歌舞伎は一時、衰退します。舞台の改修にあわせて昭和四十一年に再び公演しますが、その後、長らく途絶えていました。
しかし、地元住民の「もう一度歌舞伎を」という熱い思いが県や関宮町(現・養父市)や関係者を動かし、三年前の平成十五年、三十七年ぶりの復活公演を果たしたのです。
年々、活動の幅を広げ、平成十八年には西宮市にある県立芸術文化センターでの、単独公演を成功させることができました。
また、次代を担う歌舞伎役者を育成するため、平成十五年から子どもたちによる農村歌舞伎講座と、公演を毎年行っています。
このような活動を通して、葛畑における農村歌舞伎の伝統を守っておりますが、国・県・市の補助金に依存している状態では、年々運営が難しくなっております。
つきましては、「葛畑農村歌舞伎伝承会」を立ち上げ、葛畑農村歌舞伎を後世に残していくことに賛同をしていただける人たちのお力をお借りしたいと考えております。

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